活動報告

臨床倫理セミナー 多職種での臨床倫理カンファレンス(平成29年 地域医療を担う医師育成支援事業) (2018年2月19日)

日   時:2018年2月18日(日) 9:30~16:00

場   所:徳島県立三好病院 多目的ホール(外来棟2階)

講   師:稲葉 一人先生(中京大学法科大学院 教授)

     箕岡 真子先生(東京大学大学院医学系研究科医療倫理学分野客員研究員/

                箕岡医院院長)

参加者:74名(医師、歯科医師、看護師等)

主   催:徳島県立三好病院

共   催:徳島県立中央病院、徳島県立海部病院、徳島県鳴門病院、

        徳島大学病院 徳島県地域医療支援センター

        

 

【実施概要】

 「多職種での臨床倫理カンファレンス~認知症の方への対応を中心に~」をテーマに、箕岡先生には、「認知症ケアの倫理」として、認知症ケアには大変多くの倫理的問題が潜んでいること、そして、その倫理的問題をどのように解決しているのか、具体的な事例を用いて、倫理的問題の解決方法である「倫理コンサルテーション」について講演して頂いた。

 稲葉先生には、「認知症の人の意思決定支援と法的問題点」として、本人の意思決定の支援や認知症の人の安全と拘束・抑制における法的な側面等について講演して頂いた。

 また、午後からのグループワークでは、参加者が10班に分かれ、具体的事例について、4分割表(医学的事項、患者の意向、QOL、周囲の状況)にを用いて、整理・理解し、様々な職種の人たちが、話し会い、発表を行った。 

 

【成  果】

 今回のセミナーにより、医療・介護の実践の現場において生じるさまざまな倫理的問題について、倫理コンサルテーションにより、関係者間の対話を円滑にし、倫理的問題点を明確にすることによって、関係者が重要な方針について判断・決定できるように助言・支援していくことの重要性を学ぶことができた。

 実践における認知症ケアに関する倫理的問題について、「直感による倫理」ではなく、倫理コンサルテーションによる「立ち止まってじっくり考える倫理」により、的確な視点で、これらの問題をとられることができるようになり、今後のキャリア形成に非常に有効であると考えられる。 

 

 

 





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